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写心の学校第6期、なぜやるのか vol.3

写心の学校第6期を、なぜやるのか。
校長である人柄写真家TSUGUへのインタビュー、第3弾。

 

 

【今回のインタビュー内容】

・なぜ今原点回帰するのか

・「その人のフィルター」をとおして撮られることを、たくさんの人に体験してもらいたい

・その人のフィルターを通す、とは、自分のためだけにライブをしてくれるような体験

・撮影する人が増えて、同業者が増えることをどう思っているのか

 

 

 

 

 

ーーなぜ今原点回帰なんですか?

 

前からそういう風に「やってみたいな」「戻してみたいな」と思ってた。
ただ単純に写真好きな人が増えたらいいな。ただそれだけ。やりたい。

 

 

ーーそうするとつぐさんに、どんないいことがあるんですか?

 

え?
仲間が増えるような気がする。笑

 

撮る人も撮られる人も増やしたい。
それが今一番やりたいこと。
もっともっと写真という「体験」をたくさんの人に知ってもらいたい。撮る体験も、撮られる体験も。

 

撮る体験はどんどん浸透してるけど、撮られる体験がそんなにまだ普及していない気がする。自撮りとはまた違う。
「その人のフィルター」を通して撮ってもらう体験がすごく大事なんじゃないかな。

 

 

 

 

ーー「その人のフィルターを通す」ってどういうことなんですか?

 

その人の世界から見た俺ってどういう風にうつるんだろう? 見てみたい。ていう。
その人の世界から見ている俺がどんな形になるんだろう。ていうところに単純に興味がある。
その人が素敵、面白そうだから。

 

 

ーーそれを知ってどうするんですか?

 

面白そうだからやるだけ。
憧れの人の世界に入ってみたくない?

 

 

ーーうーん。ちょっと想像がつきずらいですね。。

 

ライブに行くようなもの。憧れの人のライブに行く。で、目の前で歌ってくれる。
行きたくない?
ミスチルが全員で、自分の目の前で歌ってくれる。

そういう体験は楽しいよっていうこと。

 

 

ーーあーー、すごいですねそれは笑
撮ってる時は、その人の興味関心がぜんぶ自分にむいてる。
それだけで結構嬉しい。

 

たまらない。笑
めっちゃ俺のために歌ってくれてる。やばくない?

 

 

ーーやばいです笑

 

そういうこと。体験。エンターテイメント。
さらに、「こんな体験しましたよ」っていうお土産が写真としてついてくる。

 

自分がそういうカメラマンでいたいなと日々活動してる。

 

 

 

 

ーーなるほど。たしかにつぐさんのメディアは世界観を感じますね。
ブログ、FB、サイト、インスタグラム、twitterなど、ぜんぶつぐさんの世界観を感じますね。

 

それはそういうのを意識してるから。

 

「その中で撮ってもらったらどうなるだろう。きっと素敵に撮ってくれるだろう」

「きっと素敵に歌ってくれるだろう」でライブに行っちゃう。

 

 

ーーあー。行くまではその人が実際どんな風に歌うかわからないけど、行っちゃいますね。

 

この人だったら、これまで何度もライブしてるし、人集まってるし、って。笑
ワクワクする。

 

 

ーーきっと私の時にも素敵に歌ってくれるだろう、みたいな。

 

そうそう。そういうのが楽しいなと。

 

 

 

 

ーーそれが「その人のフィルターを通す」ということ?

 

そういうことですよ。

 

 

ーーそういうライブをいろんな人に体験してもらいたいと。

 

そう。だし、そういうアーティストが増えてくれたら面白いなと。

 

 

ーー同業者がふえるけど、ライバルというより仲間って感じなんですか?

 

そう。
ライバルであって、仲間というか。
ミスチルが好きな人と、ドリカムが好きな人って、別にそんな対立しないじゃん。どっちも好きな人いる。

 

GLAY、RADWIMPSも好きでいいじゃん。そういう感じでいいんじゃない。

 

 

 

俺のとこだけに来いよーとか全然ない。

 

好きに、気分に応じて、聴く音楽だってかえたいし、かけたい場所でだってかわってくる。

 

それと同じような感覚で、自分の写真の用途に応じて、撮る人を選んだりとか。
自分を知るために写真を撮ってもらうとか、そういう風になってもいいよなと。

 

 

ーーそれだと共存できるイメージですね。

 

うん。共存しかない。

 

 

 

 

 

次回のインタビューでは、

なぜ伝わらない写真になってしまうのか

写心の学校は、もともとあなたが生きたかった生き方をするための場所なのだということなど、

お話しいただいています。

 

インタビュー Vol.4へ続く

 
 
インタビュー・記事作成:Ellie

 

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