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写心の学校第6期、なぜやるのか vol.2

写心の学校第6期を、なぜやるのか。

校長である人柄写心家TSUGUへのインタビュー、第二弾。

 

 

 

【今回のインタビュー内容】

・写真家になりたい人をサポートしないわけではない

・自己表現を学ぶ場なので、授業の中で内面をさらけだすようなこともある

・学校に来てもあまり変わらない人と、飛躍する人のちがい

・「なんか生きづらい」につながる、自己表現の2つのつまづき

・自己表現ができれば生きやすくなる?

・マンツーマンレッスンと、写心の学校の違い

 

 

 

 

 

 

ーー写真が好きな人と写真家のちがいはなんなんですか?

 

本人の意気込みというか、どうなりたいかっていうところが違うだけ。カメラマンになりたい人のサポートもする。
ビジネスのサポートも、通常授業とは別に課外授業としてやってもいい。

 

ただ、写心の学校のメインは自分の自己表現の質をあげていく場所。ていうことに今回はおもむきをおいてやっていきたい。メインがカメラマン養成の場所ではない。

 

自己表現の質をあげていく場所だから、ただ楽しいってだけじゃない。写心の学校の授業のなかで、自分の内面をさらけだすようなことにもなるだろうし。

 

 

ーー授業のなかで、どうしたら自分の内面をさらけだすような展開になるんですか?

 

なんでですかね。毎回みんなそうなる。
質問とか、場づくりとか、そういう僕ならではの影響があるんじゃない?

変化を求めてる人が、それを信じてきてくれればいいな。それがわからないなら行かないって人は来ない方がいいだろうし。

 

変化を起こしてほしいと思って学校にくると、失敗する。
起こすのはあなた。手伝うのは僕ら(先生と仲間)。仲間も先生も教科書。一人一人が先生。学びの素材。
学校では、たまたま僕がリードしてる。

 

この環境を活かせるかは本人次第。飛躍したいと思って自分でどんどん動いていける人はすすんでく。誰かになにかやってもらおもうとする人には難しいから、オススメできない。

 

 

ーー誰かになんとかしてもらいたい人はどうなった、など、過去の例はあるんですか?

 

そういう風にきた人はあんまり変わんない。
最後まで受ける人もいるし、フェードアウトする人もいる。

 

 

ーーでは、飛躍する人とはどんな人なんですか?

 

すごくシンプルに言えば、宿題をやる。

自己学習をどんどん進めてくる。
「こういうことをやったらいいよ」と言われたことをちゃんとやる。
今日やったことを復習して自分の言葉にしてアウトプットする。
やっただけじゃなくて報告もしてる。

 

そういう人は伸びるの早い。次の授業までなんもやってこない人は難しい。

 

 

 

 

ーー宿題はどんなものが出るんですか?

 

好きな写真100枚集めなさいとか、
家にある大好きなものを写真に撮ってきなさいとか。

 

 

ーー好きなものがわからない人には難しそうですね

 

やってみたらいい。
最初は曖昧でもいい。「なんとなく好き」が100枚あれば、好きな傾向がでてくる。その傾向から新たに考えてみてもいい。ていうことを深掘りしていくのが学校の役割。
今できるかどうかではなくて、どれだけ自分が変わっていきたいと思っているか、自己表現をしていきたいかが大事。

変わりたい、これから自分で何かやりたい、もっと本当は何か伝えたいけど伝わってないとか、そういう気持ちがあるなら来た方がいいかなと思う。

 

 

 

 

ーー自己表現とはなんですか?

 

・変わりたい

・何かやりたいことがある、

・伝えたいことを伝える。

このすべてが、自己表現につがなっている。

 

自己表現とは、生きることもそう。

 

生きたいように生きれてないってことは、自己表現がうまく出来てない。人との疎通ができてない。

 

◯自己表現ができていない2パターン

 1 自分が自分を生きてる感じがしない
 2 自分は自分を生きてると思ってるけど、周りに伝わらない

 →「なんか生きづらいな」と感じてる。

 

その生きづらさをどう解消するか。どう改善するか。
そこを明らかにしていく必要があると思うんだよね。

 

 

ーーじゃあ、自分の自己表現ができるようになれば、
生きやすくなって、やりたいことがやれて、人に伝えたいことが伝わる、、
て感じですか?

 

ざっくりいうと70%あってる。
相手の自己表現もあるから、それをどう理解するか、とか、そこも関わってくる。その話も、写真学校でもちろんある。

 

自分勝手にあーだこーだ言っててもしょうがないわけだし。相手思いの自己表現だと思ってやっても、相手思いになってなかったら、伝わらない。

 

 

ーー相手思いの自己表現とは、具体的には?

 

相手を思った行動や発言が、相手に「だるいな」と思われてたらお節介になってる。そこを把握したり、感じながらやることが大切。
ただ、お節介を好きな人もいるし、嫌いな人もいる。それを理解することも必要。

 

 

ーーなるほど。なんだか言葉にすごく近いですね。

写真で何かを伝える=言葉として相手に伝わる。
相手のことを理解する=相手の文章や文脈を読めるようになる。
自己表現=自分の言葉を持つ。

自分の言葉っていうのは、コピペみたいな、誰かから聞いたよさげな言葉じゃなくて、自分の好み、関心、想いから出てきた言葉。

 

 

うんうん。
ていうのを、自分一人で磨くのはすごく難しいから、仲間と一緒にやっていけたらいいなと。カメラを通じて。
まずは、写真を撮ることやカメラを楽しんでもらえたらいいなと。
そこからどうしていきたいか、そういう部分を話したりとか、みんなで悩みを聞いていけたらいい。

 

率先して関わっていく人は自分のことをいっぱい話すだろうし、相談をうけていっぱい答えていくだろうし、そういう人は伸びていくんじゃない? 聞いてるだけよりかは話す方がいい。

 

 

 

 

ーーマンツーマンとの違いはなんですか?学校だと仲間からのフィードバックもあって、自己表現を学びやすいということでしたが。

 

本当に、仲間がいるかどうかというのが違い。
マンツーマンはフィードバックが俺だけだし。遠方の人で都合つかない人はマンツーマンがいいだろうし。マンツーマンは自分のペースで学べる。カメラマンになりたい人はマンツーマンの方がいい。ビジネス的な話がたくさん増えて、個別対応になる(ブログの作り方、文章の書き方など)。
学校でそういうことをやるとしたら、別授業になる。

 

 

 

 

 

次回のインタビューでは、

写真を撮るときは、かならず撮る人のフィルターを通るということや

撮られる体験が、まるでライブのような体験だという、TSUGU独自の解釈など、

お話しいただいています。

 

インタビュー Vol.3へ続く

 
 
インタビュー・記事作成:Ellie

 

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