![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/top.jpg?fit=1000%2C464&ssl=1)
6年間で4000を超える人々に選ばれ、愛されつづけるTSUGUの写心撮影。
「TSUGUの写真には不思議な魅力がある」
「他の誰にも撮れない写真を撮ってくれる」
と定評のあるTSUGUの写心撮影は、
他となにがちがうのか。
これまで明かされることのなかった
思いがけない過去とともに、
TSUGUの撮影術の秘密を解き明かします。
はじめまして!
幸せをシェアするフォトグラファー、Ellie(えりー)です。
このページを読んでるあなたからしたら、
「いきなり知らない人がでてきたけど、誰なの?」
って感じじゃないかなと思います。
実は私は……
フォトグラファーですが、
TSUGUさんに写心撮影をしてもらったこともなく、
写心を学んだこともありません。
TSUGUさんとはまったく関係のないところで写真を学び、
フォトグラファーとして活動しています。
それでも今回、TSUGUさんより
「俺のことをわかってるから」
と、記事作成のご依頼をいただきました。
……よくわかりませんよね?笑
なので
どうしてそういう話になったのか?
という経緯もふくめて
以降の本編に載せてあります。
楽しみに読んでみてくださいね。
![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/IMG_0497.jpg?resize=600%2C401&ssl=1)
いい感じのプロフィール写真がほしいな〜
数年前のある日、なんとなくそう思い立って、ネットで検索した。
たくさんある撮影サービスを
気になるものからチェック。
つくったような、表面的な笑顔の写真は
ピンとこずにスルー。
「ちゃんとしています!」
と見せるための
プロフィール写真ではなくて、
普段の自然体の私を、
素敵に撮ってもらいたいな
と思っていた。
けれど、
いくつもサイトの写真を確認していっても
なんだかピンとこない。
そんな時、笑顔がたくさん並べられたサイトに出会った。
見た瞬間に、
「ここなら大丈夫」
と感じた。
心から安心しているのだろうと確信できる、
肩の力のぬけたのびやかな笑顔の写真たちは
それだけで雄弁に、
その笑顔の持ち主のことを伝えてくれた。
みんながみんな、
その人「らしくて素敵」だった。
まったく知らないはずのその人たちの
その人「らしい」たたずまいや、
その時の空気、心の美しさまでが
手に取るように感じられた。
それがTSUGUさんの写心との出会い。
![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/IMG_0507.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
そのころ
フォトグラファーになりたてだった私は、
「こんな写真を撮れるようになろう」と決めた。
まだその時は、
こういう写真が撮れる人は
TSUGUさんの他にもいるだろうと思っていたし、
(いないとわかったのは数年後)
プロフィール写真を撮ってもらうことも、
「いつか撮ってもらいたいな」
という、ぼんやりした希望ができただけで
日々の生活をすごしているうちに
だんだんと忘れていった。
TSUGUさんのブログやFacebookの
チェックはつづけていて、
写真をみかけると研究していた。
疑問。
![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/IMG_0533-1024x683.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
その数年後となる2016年。
偶然がかさなり、
TSUGUさんに直接お会いできることになった(!)。
私は喜んだ。
「会って話せることがあったら、
絶対聞いてみたい!」
と数年越しで
持っていた疑問があったので。
それは、私が写真を学んで、
プロフィール写真撮影の仕事をしていくほどに
深まっていった疑問でもあった。
初めてお会いした時、
TSUGUさんから
「なんでも聞いていいよ〜。
企業秘密ないから♪」
という言葉を聞いて、
そのあまりの気前のよさにポカンとしつつ
気が変わってしまう前にと、
すかさず疑問をぶつけた。
「TSUGUさんの写真は
他の人の撮るプロフィール写真とは
なにかが絶対的に違う。
似たような明るいトーンで
背景がふわっとボケてて
屋外で撮られてる
自然な笑顔の写真は、ここ何年かで増えて
たくさんあります。
でも、TSUGUさんの写真だけは
パッと見てすぐに
『これはTSUGUさんの写真だ』ってわかります。
卓越した技術も特徴のひとつだと思うけど、
それよりも
その人の本質的な美しさが
はっきりあらわれてるのが、
一番の違いだと思うんですけど
それはどうやって撮っているんですか?」
TSUGUさんは
「そうそう」と
頷きながら聞いた後、
質問にこたえてくれた。
「その人の息づかいまで撮るようにしてるかな♪」
![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/IMG_0517.jpg?resize=600%2C406&ssl=1)
(……んん?
わかる……、確かに息づかいまで感じる……。
わかる……、気がするけど、
具体的にはどうやってるんだ!?
わかんないけど、
さすがに初対面で
そこまでつっこんで聞けないわ〜…
あれかな?
TSUGUさんは感覚的な天才ってやつだったのかな?)
と、
ひとしきり心のなかで
失礼な感じに混乱しつつ、
残念ながら、疑問は疑問のまま終わった。
が、しかし。
後日、たまたまfacebookのメッセージで
やりとりをしていた時、
その一番の違いをつくるもととなっていそうな
思いがけない話を2つ、
聞かせてもらえることになった。
命を、撮ってる。
![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/IMG_0549.jpg?resize=400%2C600&ssl=1)
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撮影した人が亡くなったりしてるんだよね。
7年目になると何人もいるのよ。
みんな撮った時は元気だった。
でも1年後いないこととかも、2人いたし。
ほんとあっさりだった。
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え…..。
撮影歴が⻑いと、そんなことも起こりうるんですね。。
びっくりしました。
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うん。
だからこそ
命と向き合ってるんだなって
毎回思う。
その時のその人の輝きを撮りたいんだよね。
だから毎回ベストを尽くすだけなんだよね。
そんな感じでシャッターきってるよ。
裏の気持ちはね。
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![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/IMG_0546.jpg?resize=600%2C400&ssl=1)
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うう……。裏の気持ち、切ないですね……。 |
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うん。
重いから、あんまり表に出さないし言わないよ。 |
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そうなんですね……。
でもなんだか、一番納得しました。
TSUGUさんの写真に、
その人の本質的な輝きがうつっているのは
撮影した方が亡くなった経験と、
そこからわきあがる想いからできた
命と向きあう気持ちがあるからなんですね。
それは他の写真とちがってくるわ。。
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その気持ちが他の人とは違うよね。
それを写したいから
瞬間を逃さず狙ってるし。
他の人より、
そこの部分のセンサーが繊細なんだよ。
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撮影で心を裸にされる、のワケ
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ここまで聞いてきて、思ったんですが、
なんていうか……、
プロフ写真でよくあるのは
「幸せそうなところ」で。
つぐさんが撮ってるのは「命」なんですね。
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うん。
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「幸せそうなところ」と、「命」とだと
同じ人を撮影するにしても、
見ている層が、全然ちがいますよね。
見ている層というのは、
次元というか、チャンネルというか。
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うん。見ているレイヤーが違う。
深いレイヤーを見てるよ。
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そういう意味でいうと、
TSUGUさんほど深いところまで見て
撮影してくれる人は
なかなかいないですよね。
たとえば誰かが真似っこして、
「命を撮るんだ!」って気持ちで撮っても
それがすぐできる人ばかりじゃないと思う。
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深いところから浅いところまで見てるから、
観れる次元が広いよ。
人を外見から分析も出来るしね。
外見は内面の表れだから。
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なるほどー。
TSUGUさんは深いレイヤーだけじゃなくて
深いところも浅いところも外見も、
いろんな面を見たうえで、
その時の撮影の意図にあわせて
撮るレイヤーを選択できるんですね。
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そんな感じ。
その人が
次に進めるような階層の
一側面を切り取る
って感じかな。
だからみんな
「心を裸にされる」っていうんだと思う。
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撮影で、人生を変えられる。
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ええ、なんですかそれ……!?!?
その人が次に進めるような階層の
一側面を切り取る
って、
どういうことですか?
その人はまだ自覚してないけど
つぐさんからは見えてる、その人の可能性を
撮るという感じですか?
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うーん。
その人の心の傾向から、
「なんかこれを見せたい」って部分を
TSUGUが感じて切り取ってみせる。
みたいな感じかなぁ。
ほんとは気づいてほしい部分
っていう言い方もあってるかもね。
相手がね。
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相手が、かー!
自分のなかにあるけど放っておいてる自分とか、
認めたくない自分とか。
「ほんとは私、こうなんだよ!」って出したくても
周りの目が気になって、出せない自分とか。
ありますね。
そういう自分のなかの自分たちは、
自分に「気づいてほしい」って
思ってるんだろうな。
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それを無理にこじ開けないし、
どーなのー?って探ってく感じ。
その気づいてほしい部分を
そーーっとやってく。
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うわー!いいなぁ。
撮影を通したセッションって感じですね。
やさしくて自然な流れのなかで、自分とむきあえそう。
私、⻑いこと心理学を学んだり、
セッションを受けたり見学する機会も多く
自分自身もセッション提供してますが、
それは確実にこっちの分野の職人技ですね。
しかも
距離感をまちがえると、大惨事になるやつ。
誤った距離感でそれをやると相手は傷つくだろうし、
撮影自体が難しくなったとしてもおかしくない。
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うん。
だから決めつけるような事は言わないし、
だから距離感が絶妙って言われる。
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わ〜〜。
それ、すてきやんとしか言えない。
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まーねー♪
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Facebookのメッセンジャーで
こんなやりとりを終えたあと。
「こういうことを知りたい人が、
他にもきっといるんじゃないでしょうか。
ブログとかに載せるといいと思います」
と大きなお世話な提案をしたところ、
「それはEllieちゃんの仕事だね♪」
と、TSUGUさんがさらりと任せてくれました。
そんなわけで、今回の記事は
いいもののシェアをしたい欲のままに
はりきって書きました。
ここまで読んでくださって、
ありがとうございました!
5月100人撮影 『It is my life』 人柄写心家TSUGU 誰のものでもないわたしの生きた姿をここに写そう。
![](https://i0.wp.com/tsugu-photo.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/o0600026413801826027.jpeg?resize=400%2C176&ssl=1)