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あそゆかさん写真01 あそゆかさん写真01

知らない自分だけど
出会いたかった自分が
そこにいた

VOICE01

〜あそゆかさんインタビュー

人生を変える瞬間に立ち会うカメラマンTSUGU100人撮影をご利用くださった、
あそゆか様にインタビューをお願いしました。
(2019年8月インタビュー実施)

あそゆかさん写真02 あそゆかさん写真02
知らない自分だけど、出会いたかった自分がそこにいた

<この記事のダイジェスト>

知人がつぐさんに撮ってもらった写真を見て衝撃を受け、自分も撮ってもらおうと直感で決めました。 撮ってもらった写真を見て、私は自分が本当になりたかった自分がそこにいた気がしたんです。 ずっと人の目を気にして、流されるままに生きてきましたが、撮影を重ねるたびに少しずつ自分のいきたい方向が明確になって自分の正直な気持ちに従って、人生を主体的に選べるようになりました。

知人の「知らない表情」に衝撃

――最初につぐさんを知ったきっかけは何だったのですか? 知人がつぐさんに撮ってもらった写真をFacebookにアップしていたのを見たのがきっかけです。
その人はキャリアウーマンで仕事ができて、誰もが認める「完ぺきな人」という感じだったのに、写真ではとてもやわらかい顔をしていて、「なんだこれ!」と衝撃を受けました。
それで、「これはどういうことなの!?」と訊いたら、つぐさんという人に撮ってもらったということで、私もおすすめされて、すぐに申し込みました。
私はもともと写真を撮られるのが苦手でしたが、その知人の写真が見たこともないやわらかな表情だったので、直感で「これがいい!」と思って迷いもしなかったですね。 ただ、そのときは直感でしたが、今思えばその頃、地域の子育て支援活動をしている中で知名度が上がってしまって、自分が思っている自分とのギャップを感じ始めていたんです。 あそゆかさん写真03 あそゆかさん写真03 2016年のゆかさん。ショートカットと笑顔が周りから見たトレードマークだったそう。 どこに行っても期待されて、でもその期待に応えたいのか、本当はしたくないのか、モヤモヤしていた時期でした。
周囲に認識されている自分と、自分が感じている自分にギャップがあったからこそ、私がしらない知人の表情があるということを知って、引き寄せられたのかもしれません。

自分が本当に着たい服は何かを考えた

――撮影を申し込むと、準備リストがたくさん送られてくると思いますが、あれは全部やりましたか? 全部はできませんでしたが、「自分がどう見られたいんだろう?」という部分はすごく考えました。
洋服も探しましたが、未来の変化に期待があったからか、それまでとは違う服を見ていましたね。
専業主婦を10年した後に地域活動に足を踏み入れましたが、それまでの生き方は周囲の評価とは裏腹に、どこか「流れに任せてやる羽目になったことをやる」「周囲の期待を勝手に背負い込み、必要以上に頑張りすぎる」という傾向が強くて、自らすすんで選択している自覚があまりありませんでした。
でも、初めて誰かの期待を背負うわけでもなく、誰も知らない場所で、肩書きから自由になった自分を撮ってもらうとなったときに、何かスイッチが入って、自分の着たい服は何かを考えました。
ただ、全然決まらなくて、これかな?と思ったのをつぐさんに見せたら「うーん、違う」と言われまして。
散々悩んで、最終的にはそのとき一番気に入っていたシャツに落ち着きました。
あそゆかさん写真04 あそゆかさん写真04 当時は、肌を出す服とかをあまり着たことがなく、ジーパンにさらっとしたシャツのような格好をしていることが多くて。
少し肌見せするものやレースの服なども勧められたんですが、「無理―!」と思いましたね。

「どうしてそんなに、人の出方を気にするの?」

――初めての撮影当日は、どんな気持ちで行きましたか? お会いする前にメッセージでやり取りはしていて、つぐさんは文章の中では音符や顔文字をいっぱい入って可愛い感じなんですけど、実際にお会いすると想像以上に大きな男の人で。女子的なイメージとのギャップに少し混乱しましたね(笑)。
でも、冷たいわけでもなかったし、そんなに緊張感もありませんでした。
撮影は、ポーズ指定がないとは聞いていましたが、「好きにして良いよ」と言われて、すごく困りました。
それで戸惑っていると、つぐさんに「どうしてそんなに、人の出方を気にするの?」と言われて。それが衝撃でした。
私もそれなりにセルフコーチングなどをしていて、ある程度人の目を気にする自分はリリースしているはずだと思っていたのに、全然だったということに気付かせられました。 撮影では、私がちょっと構えた感じになると、つぐさんはそっとカメラを下ろして、ちょっとしゃべって。
そうして話しているうちに気付いたら撮られていて、という感じでした。
あそゆかさん写真05 あそゆかさん写真05 私は男性と接するのが得意ではなくて、男の人に対して無意識に距離をとってしまうんです。
だから撮影でも最初どこを見れば良いかわからなかったのですが、1時間撮影していた最後は、自然とまっすぐファインダーを見ている自分がいました。
撮影中はそのことにすら気付いていませんでしたが、帰り道にふと、「あれ?なぜできたんだろう?」と思って、つぐさんのすごさを感じましたね。いつの間にか構えた感じがなくなっていたというか。
男性に対しては一定の距離感を取って、近づきすぎないのが普通だから、撮影の中でゆるんだ自分がいる方に違和感がありました。
安心感を得た自分にびっくりしましたね。
つぐさんは距離の取り方が絶妙なんです。
カメラの向け方や間合いの取り方など、常に適切な距離感を保ちつつ、じわっじわっと、さりげなく近づいてくる。
そこに違和感がないという印象です。

知らない自分だけど、出会いたかった自分がそこにいた

――撮影の中で覚えている、印象的なエピソードはありますか? 初めて撮ってもらったとき、印象的だったことが2つあります。 ひとつは、先ほどの「どうして人の出方を気にするの?」という言葉。
撮影中に色々聞かれる中で、私はすぐ答えらず考え込むことも多くて。
つぐさんから、
「僕から見ると、あなたは鳥かごの中にいて窮屈なんだろうなと感じる。あなたはそれを感じていないだろうけどね」
と言われました。
そのときはよくわからなかったけれど、この1年でそれをすごく感じますね。 もうひとつの印象的なことは、撮影のラスト3枚くらいで撮ってもらった写真です。
カメラの結構近くで、真正面からファインダーを見て撮った写真なのですが、こういう顔を自分がするということが衝撃でした。
YOSHITSUGU あそゆかさん写真06 YOSHITSUGU あそゆかさん写真06 この写真は本当に、見てビックリしました。 今振り返ってみると、、このときの撮影は、「本当はこういう顔ができる自分でいたいんだな」って思えるまでのストーリーになっているんですよね。
別にそれを期待して撮影に行ったわけではないけれど、「知らない自分だけど、出会いたかった自分」がそこにいたという感じですね。
――ちなみにそれは、どんな自分に見えたんですか? ちゃんと人の目を不安なく真っ直ぐ見られているように見えました。
私は、人と一緒にいて安心するという感覚をあまり持ったことがなくて、特に男性の目を真っすぐ見て向き合うのは苦手だったんです。
でも、自分にも真っ直ぐ見ることができるという可能性を感じて、こういう顔をしている状態が将来あたりまえになったらいいなと思いました。
あと、私は自分の笑顔が好きではなかったんですけど、つぐさんに撮ってもらった写真を客観的に見て、「私の笑顔も悪くないな」と思えたんです。それは嬉しかったですね。 ――撮影後、周りの反応はどうでしたか? すごく素敵な笑顔で、「ゆかちゃんのあの表情を撮るってすごくない?」と言われましたね。
「誰に撮ってもらったの!?」と、かなりざわつきました。
私の内心では、笑顔の写真より最後の写真の方が好きだと思っていたんですけど、そのことは当時まだ言えなくて。
――なぜ言えなかったんですか? 「あそゆかさんと言えばこう」というイメージがあるのを当時は感じていたのと、色んな人が私のSNSを見ているらしいというのがあって、下手なこと書けないという気持ちがありました。
そこも、人の出方を気にしていたところです。
だから、役割や肩書きを持っていない、「ひとりの女性としての私はこっち」という気持ちを、パンドラの箱のように、しまっておこうと思いました。
あそゆかさん写真07 あそゆかさん写真07

自分の好きな生き方にしていきたい

――それから何度か撮影してもらって、どんどん変わられてるんですよね?
2回目に撮ってもらったのは、最初の撮影からどのくらい経ったときですか?
半年後でした。
1回目の撮影でしまったパンドラの箱を、どこかで開けたいという気持ちが自分の中であったんですよね。
前の撮影を経験して、変わっていきたいという思いが芽生えたんだと思います。
――行ったら変われると感じたということですか? 1回目の撮影で、写真で自分を客観的に見ることのすごさを知ったんです。
私は自己認識が弱いので、自分の輪郭がなかなか見えていませんでした。
でも、写真って一発で見えてしまうんです。
私自身がイメージ優先タイプというのもあるのですが、やはり「画」で見るのは、フィードバックとして最高だと思います。
意志が弱いから、そういうフィードバックをしないと楽な方に行ってしまうという思いもありました。
つぐさんに撮ってもらった写真を見ていると、やっぱりもう少し自分の好きな生き方にしていきたいなという思いが湧いてくるというか。
ただ、2回目の撮影のときは、引き戻しの時期だった気はします。
変わりたいような、変わりたくないような。
気持ちが行ったり来たりしていましたが、やっぱり止まるのが嫌だったので、2回目の撮影に行った感じですね。
2回目に撮ってもらった写真を、何枚かSNSに投稿していろんな人から意見をもらったとき、みんなが「これが一番良い」って言った写真は自分の中では一番「ナシ」と思っている写真でした。 あそゆかさん写真08 あそゆかさん写真08 ちょっと拗ねたような気持ちだったいう2度目の撮影での、みんなに良いと言われた1枚。 それでも、最初のうちは受け入れていたんですけど、数ヶ月経つうちに、「すごくお母さんっぽいな」と違和感が大きくなっていって。
実際に、ベストじゃない自分を撮られたと自覚していたので、もう1回撮ってもらおうと思いました。
そう思ってから3回目の撮影までにすごく変わったと言われるようになって、3回目に撮ってもらって以降は、色気が出たって言われるようになりました。
いろんな人に「お母さんを卒業したね」って言われます。
あそゆかさん写真09 あそゆかさん写真09 変わったと言われた3回目の撮影での1枚。周囲の反対を押し切り、
つぐさんの一言で髪を伸ばしたそう。

人生を主体的に選ぶようになった

――変わっていく過程で、「自分は本当はこうじゃない」みたいに気付いたという感じなんですか? 常に、本当はどう生きたいのか問いかけてはいたんです。でも、なかなか見えていなかったんですよね。
娘たちが小さい頃は、「ママだからこうしなくては」という思い込みの枠の中で生きていて、周囲のママの目線や評価を気にしていました。どう思われるかが気になって、本当にしたい格好ややりたいことをあきらめていましたが、そんな自分が嫌で、少しずつ手放していきました。
自分が変化を選んだことで、離れていくママ友達がいることも経験しました。

それでもなお、娘たちはすごく可愛くて大事だし、子どもたちとの時間を本当に大切にしたいと思っている一方、「お母さん」のままで良いかというと、そうじゃない、もっともっと女性としての生き方を楽しみたいという本心があって、小さな葛藤を繰り返す日々。
それが、撮影によって「やっぱり一人の女性としての私を、もっと大切にしたい」という自分の本音に、嘘がつけなくなってしまって。
結果的に、女性としての人生を楽しんでいる方々とのご縁がつぎつぎにひろがり、人間関係も大きく変わりましたね。 ――写真からそういうところまで広がっていくのは、すごいですよね。 今までやってきたことへの感謝もあるけれど、今はそれを手放す時期だと思います。
私はコーチングもやっているので、その効果もあるとは思うんですけど、つぐさんの撮影がなかったら疑いなく今まで通り「お母さん優先」の自分でいました。
それは決して不幸ではないけれど、やっぱり疑問なくそこで生きているよりは、本当はどう生きていくのが幸せなのか、本能が芽吹くのを感じたくなったんです。
あそゆかさん写真10 あそゆかさん写真10 ――写真を撮られて何が変わったんですか? 行動が変わりました。好きなことをする回数が増えました。以前は、夫がイライラしないラインをわかっていて、その範囲で、それを超えないように行動していたんですけど、それを突き抜けていきましたね。 ――どうして変えることができたのでしょう? 可能性を感じてしまったからですかね。
こっちの選択もあるんだと知ってしまったから。そっちに行きたいって認識してしまったんですね。
今までは、それほど主体的に人生を選んでいなくて、来た波に乗ってきたので、自分から何かを手に入れたことがなかったんです。
でも、つぐさんと出会って、つぐさんの周りの人は自分で掴んでいる人が多いから、そういう生き方もあるんだなと思い始めましたね。

不幸ではないけれど、100%幸せと言えない人に薦めたい

――実際の写真を見ると、撮影のたびに変化しているのが一目瞭然ですよね。 疑うことがなかった生き方ではない選択肢があるかもしれないと思ったのが1回目。
2回目は、そうは言っても私ってこっちなんじゃないかという引き戻し。
3回目ですごくみんな変わったねって言ってくれて、私もこっちの自分の方がやっぱり良いなと思えました。
あそゆかさん写真11 あそゆかさん写真11 あそゆかさん写真12 あそゆかさん写真12 あそゆかさん写真13 あそゆかさん写真13 その延長線上に行くには、これまでとは違う選択をするんだろうなというところに、今はいます。
この続きがきっとあるんだと思うんです。
自分でもこの先どうなるか、全然わからないですけど。殻をやぶりたいのかな。
――つぐさんの撮影を、どんな人に薦めたいですか? 「予感がある人かな。
もしかしたら、もう少し違う人生があるのかなという予感がありながら、でもやっぱり実際の生活の方が大事だし・・・と思っているような人。
不幸ではないけれど、100%自分の人生が大好きだって思えていない人。
今でも充分幸せなんだよ、「だけど・・・」と思っている人。
今の生活は大事だし、でも・・・と綱引き状態の人にお薦めしたいです。
あそゆかさん写真14 あそゆかさん写真14 私は、撮影してもらうことで、自分がやりたかったことに気付くことができました。
これからも、チャレンジしていきます。
――次が楽しみですね。 次はどこで撮ってもらおうかな!